今、世界で最も影響力のある起業家と私が考えているイーロンマスク
イーロンマスクは、テスラ・モーターズ(電気自動車)、スペースエックス(ロケット)、ソーラーシティ(太陽光発電)の会社を経営する起業家です。
グーグル、フェイスブック、ツイッター、マイクロソフトなどのシリコンバレーでITでイノベーションを起こしてきた企業とは全然違います。
これらの会社は、ITで世の中を便利にしてきたけど、イーロンマスクは、地球や人類に貢献することを目的とするような会社を次々と作っています。
電気自動車、ロケット、太陽光などどれも地球の枯渇しつつある資源に対して、考えていることが伺えます。今日は、イーロンマスクが経営する電気自動車の会社テスラモーターズ、太陽光発電について書いていきます。
ガソリン車と電気自動車のエネルギー効率について
電気だと発電所で化石燃料を燃やしても、廃熱を利用したりする事もできて、エネルギー効率が60%ぐらいで、一方ガソリンで走る車のエネルギー効率は、20%です。
車1台ずつでエネルギーをことは、とても無駄が大きいということですね。一方で、発電所などでまとめてエネルギーをつくれば、より無駄が少ないということになります。
例えるなら、一人で外食すると高くつくけど、家族で料理をつくってみんなで食べると安くつく、とういうことと同じです。
これが大規模に行うならば、コストを圧縮できるということです。
こういった理由で、電気自動車は環境にやさしいといえます。イーロンマスクの信念が「人類に貢献する」ということなので、電気自動車はその一つの答えなんですね。
テスラモーターズの時価総額
563億ドル(約6兆円)で、アメリカの自動車産業で首位となっています。ちなみにトヨタが約22兆円となっています。
テスラは実は今までに、一度も利益を出したことがないのに、アメリカでは首位の時価総額で、トヨタもいずれ抜きます。
電気自動車が未来のあるべき姿
なぜ、赤字続きの企業がこれだけの評価をされているのでしょうか?それは、未来の自動車のあるべき姿が電気自動車しかないことを、投資家や社会が評価しているからです。
今ある自動車の企業は基本的にガソリン車で、少しだけ電気自動車を開発していますが、テスラモーターズは100%電気自動車を開発しています。
1人だけ未来に行っている企業が評価されているわけですね。
クリーンエネルギーについて
これからは、風力、地熱、太陽光といったクリーンエネルギーが我々の主なエネルギーになってきます。
なかでも、太陽光が伸びてきて、この世界のエネルギー効率をどんどん高めていくのではと考えています。現状は原子力も再稼働がされたりして、まだクリーンエネルギーが本格的にはでてきていません。
しかし、いつかは原子力はやめたいですね。それは核のゴミが出ますし、災害時に対処ができない可能性もあるからです。けれど、今は原子力発電は安全に運転できるのであれば、コストが安いから、これが選択されています。ですが、核のゴミが出た後のことはどれほど考えられているのか?あまり、考えられていない。
一つの根拠として、核のゴミは地中に埋めることが考えられていますが、この日本では受け入れる自治体は一つもありません。安価なエネルギーといえども、頼りすぎてはいけないですね。
まとめ
テスラ・モーターズは100%電気自動車を作る会社で、電気自動車のエネルギー効率はガソリン車に比べてはるかに良い。今後はクリーンエネルギーが発展していくために、考えていく必要がある。